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PC-98シリーズで大容量 HDD を使うために使われるのが I-O DATA の UIDE-98(M) / UIDE-66 です。
しかし、取扱説明書には「OS をインストール後 UIDE-98(M) / UIDE-66 をパソコン本体に取付 UIDE-98(M) / UIDE-66 のドライバをインストールする」と書かれています。
つまり OS をインストールした起動ドライブは従来通りの NEC 規定の HDD 容量でなければなりません。
大容量 HDD を使えるのは第2の HDD からとなるわけです。

ネットで探すと大容量 HDD を認識させ OS をクリーンインストールする方法が多く見つけることができます。
しかし残念のことに詳しく方法が書かれてるものは少なく分かりづらいのが現実です。
そこで自分なりに調べ実行したことを覚書としてのこしておきます。

ただし、これはあくまでも私の場合でのことなので自己責任において実行して下さい。
当然 I-O DATA の保証外ですし認めてもいません。


上記画像は私が所有する UIDE シリーズです。
UIDE-98(M) の転送速度は 33.3MB/sec UIDE-66 の転送速度は 33.3MB/sec になります。
大容量 HD に対応していて PC-9800 シリーズには貴重なボードです。

この他にも私は持っていませんが転送速度 133MB/sec の UIDE-133 も有ります。


上記 UIDE シリーズを使って大容量ハードディスクに OS をクリーンインストールする手順の覚書です。


*** Windows 98(SE) をインストール ***

準備として I-O DATA のホームページから最新の「サポートソフトをダウンロードしておきます
バージョンは 1.20 です
UIDE-98(M) はここからダウンロードします(I-O DATA のホームページ)
UIDE-66 はここからダウンロードします(I-O DATA のホームページ)
これは UIDE-98(M) 付属のサポートソフト「バージョン 1.01」には Windows 2000 用のドライバが入っていないためです
UIDE-66 付属のサポートソフト「バージョン 1.10」には Windows 2000 用のドライバは入っていますが最新のものをダウンロードします

ダウンロードした圧縮ファイルを解凍してフロッピーディスクにコピーしておきます

I-O DATA UIDE-98(M) / UIDE-66 をパソコンに取付ます
複数の PCI スロットルがある場合は第1のスロットルに取付ます

パソコンをキーボードの「HELP」を押しながら電源スイッチを押し起動します
PC-98 のシステムセットアップメニューが起動します

なお、COU を AMD K6 等に換装している場合は「HELP」機能は使えませんので元々付いていた intel の CPU に戻しておいてください

(参考画像)


「ディップスイッチ2の設定」より「固定ディスク」を選択します

(参考画像)


「内蔵固定ディスク」より「切り離す」を選択し「ESC」を押下します

(参考画像)


「メインメニュー」に戻りますので「終了」を選択するか「ESC」を押下して「システムセットアップメニュー」を終了させます


ここからは2通りの方法があります

1.ハードディスクの初期化を UIDE-98(M) / UIDE-66 で行う
2.ハードディスクの初期化を Windows で行う

ハードディスクの初期化を UIDE-98(M) / UIDE-66 で行う場合のメリット・デメリット
・メリット :Windows 98(SE) のインストールがスムーズ
・デメリット:初期化に1時間以上かかる

ハードディスクの初期化を Windows で行う場合のメリット・デメリット
・メリット :初期化が早い、 UIDE-98(M) / UIDE-66 での初期化に失敗してもOK
・デメリット:Windows 2000 のインストールの前半処理が2度手間


UIDE シリーズは SCSI カードと認識されますので初期化・フォーマットは Windows でも出来ます
ただし全ての PC-9800 シリーズ機で出来るとは限りません

私の場合は多少手間が掛かってもセットアップが早く終わる方が良いのでハードディスクの初期化を Windows で行いました


※ハードディスクの初期化を UIDE-98(M) / UIDE-66 で行う場合

パソコンが起動したらメモリチェックの後の UIDE-98(M) / UIDE-66 のデバイスチェック画面の最後に ---- Press CTRL+GRPH+Z to Setup ---- が表示されたら CTRL + GRPH + Z を押下します

(参考画像)


UIDE-98(M) / UIDE-66 BIOS Setup が起動し「メインメニュー」が表示されますので「デバイス設定」を選択します

(参考画像)


該当するデバイス(#0)の「データ転送モード」を「AUTO」になっていることを確認します

※ 「OS 起動時にハングアップする」・「動作が不安定」等の不具合が出た場合は変更します


(参考画像)


変更が完了したら「ESC」を押下して「メインメニュー」に戻りますので「ユーティリティ」を選択します

(参考画像)


「ユーティリティ」メニューより「ディスクの初期化」を選択します

(参考画像)


該当する HDD を選択し[Enter]を押下します

(参考画像)


初期化の確認が表示されますので確認して[Enter]を押下します

(参考画像)


初期化が開始されます
初期化の完了には1時間以上かかります

(参考画像)


初期化が完了したら[ESC]を押下して「メインメニュー」に戻り「設定の保存終了」を選択します

(参考画像)


「Enter」を押下します

(参考画像)


設定が保存されを UIDE-98(M) / UIDE-66 BIOS Setup が終了します

(参考画像)


Windows 98 のセットアップ起動ディスクをフロッピードライブに挿入して「Enter」を押下します

Windows 98 のセットアップが起動します
「7.上記ドライバで使用不可の内蔵CD-ROM/CD-R/DVD-ROMドライブ用」を選択し「Enter」を押下します

(参考画像)


CD/DVD ドライブが表示されるので覚えておきます(ここでは Q)

(参考画像)


「fdisk」と入力し[Enter]を押下します

(参考画像)


「大容量ディスクのサポートを使用可能にしますか(Y/N)………?」に「Y」を入力し「Enter」を押下します

(参考画像)


「どれか選んでください:」に領域作成の「1」を入力し「Enter」を押下します

(参考画像)


ドライブのチェックが始まります

(参考画像)


「MS-DOS領域に使用できる最大サイズを割り当てますか(Y/N).......?」に「Y」を入力し「Enter」を押下します

(参考画像)


領域作成が終了したら「ESC」を押下します

(参考画像)


FDISK メニューに戻りますので 「2.状態を変更」を行いますのでキーボードの「2」を押下します

(参考画像)


「変更したい領域の番号を入力してくださ......?」に「1」を入力して「Enter」を押下します

この時「領域」に表示されているドライブ名を記録しておきます(ここでは「B」ドライブ)

(参考画像)


「1.アクティブ / 2.スリーブ......?」に「1」を入力して「Enter」を押下します

(参考画像)


「システム名を入力してください......?」に「Windows 98」を入力して「Enter」を押下します

(参考画像)


「1.BOOT可 / 2.BOOT不可......?」に「1」を入力して「Enter」を押下します

(参考画像)


領域の作成が終了したので「ESC」を押下して「FDISK」を終了させ「Windows98」に起動ディスクを挿入したままパソコンを再起動させます

上記と同じ手順です

コマンドプロンプトまできたら上記で記録していたドライブをフォーマットします
「format b:」と入力し「Enter」を押下します(ここでは「B:」)

(参考画像)


「Y」と入力し「Enter」を押下するとフォーマットが開始されます

(参考画像)


フォーマットの最後にボリュームラベルの入力を求められますが何も入力せず「Enter」を押下します

これでフォーマットが終了したのでハードディスクにシステムを転送します
「sys a: b:」と入力し「Enter」を押下します

(参考画像)


Windows98 のセットアップファイルをコピーするディレクトリを作成します
「md b:¥win98」と入力し「Enter」を押下します

(参考画像)


Windows98 のセットアップ CD をパソコンに挿入して CD ドライブに移動します(ここでは「q:」)

(参考画像)


CD 内にある NEC PC98 用のセットアップファイルを上記で作成した Win98 ディレクトリに転送します
「copy win98n b:¥win98」と入力し「Enter」を押下します

(参考画像)


コピーが完了したらコマンドプロンプトに戻るのでパソコンを再起動します
この時 CD・フロッピーディスクはパソコンより抜いておきます

(参考画像)


「FDISK」・「フォーマット」が正しく行われていれば B ドライブから起動します
起動しない場合は「FDISK」・「フォーマット」が正しく行われていない可能性がありますので再度「FDISK」・「フォーマット」・「システム転送」・「セットアップファイルのコピー」を行います

Windows 98 のセットアップファイルをコピーした「win98」ディレクトリに移動します
「cd win98」と入力し「Enter」を押下します

(参考画像)


Windows 98 のセットアップを実行します
「setup」と入力し「Enter」を押下します

(参考画像)


これで Windows 98 のセットアップが開始されます
わざわざ Windows 98 のセットアップディレクトリを作成しコピーしそこからセットアップを開始するのは通常にセットアップを開始すると「セットアップは起動ディスクから行って下さい」的なメッセージが出てセットアップが出来ないからです

Windows 98 のセットアップが完了したら UIDE-98(M) / UIDE-66 のドライバをインストールします

「スタート」 → 「設定」 → 「コントロールパネル」の「システム」をダブルクリックして「デバイスマネージャー」を開きます

「その他のデバイス」クリックして内容を確認すると「PCI SCSI BUS Controller」の前に”?”マークが付いているのを確認し左下の「プロパティ」をクリックします



「ドライバの再インストール」をクリックします



「次へ」をクリックします



「現在使用しているドライバよりさらに適したドライバを検索する」にチェックを入れ「次へ」をクリックします



「検索場所の指定」にチェックを入れ指定場所をフロッピーディスク(ここでは B: )を指定して「次へ」をクリックします



「次へ」をクリックします



「検索場所の指定」にチェックを入れ指定場所をフロッピーディスク(ここでは B: )内の「WIN95」を指定して「次へ」をクリックします



「次へ」をクリックします



「次へ」をクリックします



「ファイルのコピー元」にフロッピーディスク(ここでは B: )内の「WIN95」を指定して「次へ」をクリックします



これで UIDE-98(M) / UIDE-66 のインストールの完了です

パソコンを再起動させますします

パソコンが再起動したら確認のために「スタート」 → 「設定」 → 「コントロールパネル」の「システム」をダブルクリックして「デバイスマネージャー」を開き「ハードディスクコントローラ」に「I-O DATA Ultra ATA Bus Mastering Controller」が ” X ” や ” ? ” が無い状態であることを確認します



これで Windows 98 及び UIDE-98(M) / UIDE-66 のインストールは終了です