自宅サーバー ≫ Linux Server ≫ Soralis 10 ≫ 設定

 
SolarisをインストールしただけではWebサーバーは勿論、インターネットを利用することもできません。そこで各種の設定をします。
ネットワーク設定

Solarisをインストールしただけではネットワークには繋がりません。そこでネットワークの設定をします。インストール時に詳細な設定をしている場合は問題はないのですが・・・
詳細なインストールにはかなりの知識と時間を要しますので私(管理人)はとりあえずネットワーク設定をしないでインストールを完了させました。その後、下のような設定をしました。

インストール時に指定したホスト(PC)環境

   ホスト名
   IPアドレス
   サブネットマスク
   ゲートウェイ(ルーター)
papa-net
192.168.0.1
255.255.255.0
192.168.0.230
上記のようなホスト(PC)環境を各ファイルに記述していきます。

/etc/nodename の内容がホスト名になっているか確認します。

     papa-net

/etc/hostname.○○○○ の内容がホスト名になっているか確認します。(○○○○ はネットワークインターフェイスに対応した名前になります。例:elxl0)

     papa-net

/etc/hosts の内容がIPアドレス・ホスト名になっているか確認します。

     127.0.0.1        localhost
     192.168.0.1     papa-net loghost

/etc/netmasks の内容がサブネットマスクになっているか確認します。

     192.168.0.0    255.255.255.0

/etc/defaultrouter の内容がゲートウェイ(ルーター)アドレスになっているか確認します。

     192.168.0.230

/etc に resolv.conf と云うファイルを作りにゲートウェイ(ルーター)アドレスを記述します。

     nameserver      192.168.0.230

/etc/nsswitch.conf の内容を編集します。(hosts の行を編集します)

     hosts : files  dns

設定が終了したらPCを再起動します。

不要なサービスの停止
Solaris を普通にインストールした状態ではPC起動時に不要なサービスも一緒に起動してしまいます。

Webサーバーとしての用途で使う場合、セキュリティー面を考え telnet を停止・無効化します。

デスクトップ上でマウスを右クリックしてメニューを開きます。メニューの中の“端末を開く(E)”をクリックしますと『端末エミュレータ』が起動しますので下記のように入力・設定します。

これで telnet は停止・無効化になりました。

ユーザーの追加
root の状態のままで Solaris を利用するのは色々な面で危険なので通常作業するユーザーを追加します。

デスクトップ上でマウスを右クリックしてメニューを開きます。メニューの中の“端末を開く(E)”をクリックしますと『端末エミュレータ』が起動しますので下記のように入力・設定します。

これで通常作業ユーザー user1 が追加されました。これ以後は user1 でログインしなおして作業を進めます。

TOPへ戻る