![]() |
◆ | DDNSの自動更新 |
DDNS自動更新ソフト『DiCE』を使いDDNSの自動更新を行う |
|
◆ | ダウンロード |
バージョン:DiCEd Version 0.19 | |
このソフトはダウンロードしたものを展開すれば使えるようになる ソフトを保存するディレクトリに異動 |
|
[root@centos]# cd /usr/local/bin |
|
DiCEのダウンロード | |
[root@centos bin]# wget http://www.hi-ho.ne.jp/cgi-bin/user/yoshihiro_e/download.cgi?p=diced019 |
|
ダウンロードしたものを展開 | |
[root@centos bin]# tar zxvf download.cgi?p=diced019 |
|
共有ライブラリのインストール | |
※ 32bit 仕様のため 64bit で使用する場合は共有ライブラリーをインストールする | |
[root@centos bin]# dnf -y install ld-linux.so.2 |
|
◆ | 設定 |
/usr/local/bin/DiCE に移動 |
|
[root@centos bin]# cd DiCE |
|
移動後 DiCE
を起動して設定 ※ここからは日本語表記が多用されているのでコンソール(端末)等の文字コードを UTF-8 で利用している場合は euc-jp に変更 |
|
[root@centos DiCE]# ./diced =-=-=- DiCE DynamicDNS Client -=-=-= Version 0.19 for Japanese Copyright(c) 2001 sarad : |
|
: が表示されるので ?
を入力 起動オプションとコマンド一覧が表示 |
|
[root@centos bin]# ./diced =-=-=- DiCE DynamicDNS Client -=-=-= Version 0.19 for Japanese Copyright(c) 2001 sarad :? <--- 入力 *** 起動オプション *** diced [-s|-d|-h|-e] [-b] [-l] -s 起動と同時に開始します -d 起動と同時にバックグラウンドで開始します -h コマンドオプションを表示します -b イベント実行時にビープ音を鳴らします -l ログを作成します -e<EventNo> 指定のイベントを実行して終了します *** コマンド一覧 *** exit DiCEを終了します start DiCEを開始します startd DiCEをバックグラウンドで開始します setup DiCEの環境設定を行います list 登録済のイベント一覧を表示します add イベントを追加します ed[it] <番号> イベントを編集します del <番号> イベントを削除します en[able] <番号> イベントを有効にします dis[able] <番号> イベントを無効にします ev[ent] <番号> イベントの情報を表示します ex[ec] <番号> イベントを今すぐ実行します logcr ログをクリアします : |
|
まずは環境設定をするので
setup と入力 設定は自分の環境に合わせて設定 |
|
[root@centos bin]# ./diced =-=-=- DiCE DynamicDNS Client -=-=-= Version 0.19 for Japanese Copyright(c) 2001 sarad :? *** 起動オプション *** diced [-s|-d|-h|-e] [-b] [-l] -s 起動と同時に開始します -d 起動と同時にバックグラウンドで開始します -h コマンドオプションを表示します -b イベント実行時にビープ音を鳴らします -l ログを作成します -e<EventNo> 指定のイベントを実行して終了します *** コマンド一覧 *** exit DiCEを終了します start DiCEを開始します startd DiCEをバックグラウンドで開始します setup DiCEの環境設定を行います list 登録済のイベント一覧を表示します add イベントを追加します ed[it] <番号> イベントを編集します del <番号> イベントを削除します en[able] <番号> イベントを有効にします dis[able] <番号> イベントを無効にします ev[ent] <番号> イベントの情報を表示します ex[ec] <番号> イベントを今すぐ実行します logcr ログをクリアします :setup <--- 入力 IPアドレスの検出方法を指定してください (0) 自動検出 (1) ローカルのネットワークアダプタから検出 (2) 外部のスクリプトから検出 <現在:0> (N)変更しない (P)戻る >n <--- 自動検出のままで良いので n を入力 ------------------------------------------------- プライベートIPアドレスも検出対象ですか? (Y/N) <現在:いいえ> (P)戻る >n <--- プライベートIPアドレスは検出しなくても良いので n を入力 ------------------------------------------------- IPアドレスの検出をテストしますか? (Y/N) (P)戻る >n <--- テストはしてもしなくても良いので好きな方を入力 y を入力した場合は下記のようにIPアドレスが表示され再度同じ質問をされるので n を入力 検出IPアドレス>123.456.78.90 ------------------------------------------------- IPアドレスの検出をテストしますか? (Y/N) (P)戻る >n <--- 入力 ------------------------------------------------- IPアドレスをチェックする間隔を指定してください(分) 設定可能範囲は5分以上です <現在:10> (N)変更しない (P)戻る >5 <--- 任意の間隔を入力 ================================================= DNSサーバーの負荷を軽減するために頻繁なDNS更新を防ぐ必要があります 前回の更新から一定時間DNS更新処理を行わないように保護時間を設定して ください(分) 設定可能範囲は10分から1440分です <現在:60> (N)変更しない (P)戻る >10 <--- 任意の間隔を入力 ================================================= 設定を保存しますか? (Y/N) (P)戻る >y <--- 保存にするので y を入力 設定を保存しました ================================================= : |
|
続いて新しい設定を追加するので add と入力 設定は自分の環境に合わせて設定 |
|
:add <--- 入力 新しくイベントを追加します DynamicDNSサービス名を入力してください "?"で対応しているサービスを一覧表示します (P)戻る >? <--- 入力 DnsTokyo Dyn.ee RegisterFly VALUEDOMAIN MyIP.US miniDNS HAMMERNODE Microtech Earth yi USA @nifty DION Netservers ODS todd ieServer Dynamx DynDSL MyDNS.JP changeIP nicolas cheapnet DynDNSdk did.expoze.com ysdn DNS2Go eNom MyServer DHS dnip p2p onamae.com Now.nu IPDYN No-IP ZoneEdit ddns.ca cjb ZiVE GetmyIP pcc.jp unicc Dynup ZENNO.COM WebReactor 3domain ddo.jp dyns DtDNS ODN livedoor SelfHOsT BIGLOBE theBBS ARTofDNS JPN.ch JSPEED CyberGate DDNS.nu Dynu instat dyndns dhs my-domain dynDNS.it dnsQ StaticCling EveryDNS ================================================= 新しくイベントを追加します DynamicDNSサービス名を入力してください "?"で対応しているサービスを一覧表示します (P)戻る >****** <--- 利用するDDNSサービスの名前を入力 ------------------------------------------------- << ***** Dynamic DNS Service >> URL: http://www.*****.com/ *** 情報 *** <ポート3495を使用します> ================================================= ドメイン名を入力してください "?"でドメイン一覧を表示します (P)戻る >? <--- 入力 *****.com xxxxx.com *****.jp xxxxx.jp ================================================= ドメイン名を入力してください "?"でドメイン一覧を表示します (P)戻る >*****.com <--- 利用するドメインを入力 ================================================= ホスト名を入力してください (P)戻る >xxxx <--- ホスト名を入力 ================================================= ログインユーザ名を入力してください (P)戻る > <--- 通常はホスト名と同じなので入力の必要なし ホスト名と違う場合に入力 ================================================= ログインパスワードを入力してください (P)戻る >******** <--- パスワードを入力 ================================================= 登録するIPアドレスを入力してください 空白にすると現在のIPアドレスを自動検出します (P)戻る > <--- 自動検出するので 何も入力しない ================================================= このイベントに題名を付けてください (P)戻る >DDNS-Reflesh <--- 適当な名前を付けます ================================================= このイベントを実行するスケジュールを設定します ------------------------------------------------- 実行する頻度を指定してください (番号入力) (0)1回のみ (1)1日1回 (2)1週間に1回 (3)1ヵ月に1回 (4)その他の周期 (5)IPアドレス変化時 (6)起動時 (P)戻る >5 <--- IPアドレスが変わった時に実行すれば良いので 5 を入力 ------------------------------------------------- IPアドレスがあまり変化しない環境の場合、更新せずに一定期間を過ぎると アカウントを削除されてしまうことがあります IPアドレスの変化が無い時に実行する間隔を指定してください (0)7日毎 (1)14日毎 (2)21日毎 (3)28日毎 (4)35日毎 (5)56日毎 (6)84日毎 (P)戻る >0 <--- 適当な間隔を入力 ================================================= 詳細オプションを設定します ------------------------------------------------- [ オフライン ] (0)No (1)Yes 番号>0 <--- 常時接続なので 0 を入力 ================================================= このイベントを有効にしますか? (Y/N) (イベントの有効/無効は"EN/DIS"コマンドで切替えられます) >y <--- 有効にするので y を入力 ================================================= イベントを保存しますか? (Y/N) >y <--- 保存にするので y を入力 イベント"DDNS-Reflesh "を保存しました ================================================= :list <--- 保存した設定を確認するので list を入力 (No.) (イベント名) (スケジュール) (次回予定) 0 * DDNS-Reflesh IPアドレス変化時 (7日毎) 07/08 17:02 :exit <--- 終了 |
|
◆ | 設定確認及び動作確認 |
上記でも書きましたが文字コードが euc-jp でないと正常に表示されないので文字コードが euc-jp 以外の場合は変更 | |
[root@centos]# /usr/local/bin/DiCE/diced =-=-=- DiCE DynamicDNS Client -=-=-= :list <--- 入力(設定確認) (No.) (イベント名) (スケジュール) (次回予定) 0 * DDNS-Reflesh IPアドレス変化時 (7日毎) 02/20 20:15 :ex 0 <--- 入力(DNS更新の実行 ex の後にイベントNoを付ける) + 2/19 15:33 にDDNS-Refleshが実行されました IPアドレスを更新しました :ev 0 <--- 入力(DNS更新確認 ev の後にイベントNoを付ける) ------------------------------------------------- [イベント名 ] DDNS-Reflesh [状態 ] 有効 [DNSサービス ] DDNS [更新ホスト ] papa-net.info [ユーザ名 ] ***** [IPアドレス ] [スケジュール ] IPアドレス変化時 (7日毎) [次回更新日時 ] 2012年2月26日、15:33:45 [最終実行日時 ] 2012年2月19日、15:33:45 [最終更新IPアドレス ] 123.456.789.000 [最終更新結果 ] IPアドレスを更新しました (ID:000000) ------------------------------------------------- status=0 OK ------------------------------------------------- |
|
◆ | 設定変更 |
[root@centos]# /usr/local/bin/DiCE/diced =-=-=- DiCE DynamicDNS Client -=-=-= :list <--- 入力( リスト表示) (No.) (イベント名) (スケジュール) (次回予定) 0 * DDNS-Reflesh IPアドレス変化時 (7日毎) 02/20 20:15 :ed 0 <--- 入力( 変更したいNo) 後は最初に設定を行った時と同様 |
|
◆ | DiCE のデーモン起動及びログの取得 |
|
|
自動起動設定 | |
|
|
上記のように起動設定をした後、サーバーを再起動し DiCEが起動している事を下記のコマンドで確認 | |
|
|
◆ | IPアドレスの自動検出に失敗する場合 |
ルーターの設定により正しいIPアドレスが取得出来ない場合がある(違うアドレスを検出等) | |
この場合は直接レジストラ等のスプリプトを指定して更新する | |
下記は 『Value-Domain』の設定例 | |
|
|